KVI

数字に見えない「意味のある変化」を捉える視点

新しい技術を導入しても、「数字で成果が示せないから」という理由で取り組みそのものが評価されなかったことはありませんか? KPIでは測れない「手ごたえ」や、「関係の変化」、「声のトーン」といった変化は、実はとても大切な前兆や本質を含んでいます。

ソラリストでは、そうした定量化しづらい価値を丁寧に拾うための視座として、KVI (Key Value Indicator) という考え方を用いています。

KVIとは

KVIとは、「数値にしづらいけれど、本質的に意味のある変化」に注目し、それを「価値指標」として観察・共有していくための枠組みです。

それは「評価」ではなく、「気づきの土台」であり、プロジェクトの中で「何が起きているか」を言葉にしていく対話のツールでもあります。

例えば、こんな「変化」をKVIとして捉えます:

  • 「この仕組み、意外と便利だね」という声が現場から出た

  • 「こうやってみよう」という自主的な行動が現れた

  • ツールの使い方ではなく、「使う理由」の共有が自然に行われていた

  • 会話の中に「ユーザー側の視点」が含まれるようになった

なぜKVIが必要なのか?

  • 定量化されない変化が無視されると、大切な芽が摘まれてしまう

  • 数字だけを追いかけると、現場との距離が生まれる

  • 小さな前進を「成果」として見つけられると、続ける力が生まれる

KVIは、「見えないものを見る」ためのレンズです。それを言葉にして共有することで、プロジェクトは「進んでいる感覚」を取り戻します。

活用の方法

  • 定期的なふりかえりの場で、KVIをテーマに対話を行う

  • 数字と並べて、定性的な手ごたえも記録していく

  • 担当者ごとの視点や、使う人の声をKVIとして残していく

特別なツールがなくても始められます。メモでも、ホワイトボードでも、Slackの一言でも、「気づきを共有する文化」があれば十分です。

そのうえで、こうした変化の記録や対話を支えるツールや仕組みも、必要に応じてご提案しています。

「意味ある変化」を、見える形に残しませんか?

「ありがとう」「やってよかった」「少し前より楽になった」── それは、KPIには現れないけれど、確かに現場を動かしている手応えです。 KVIは、そうした“見えない成果”を言葉にし、 次の実装や共有に活かせる記録へと育てる考え方です。もし、あなたの現場にも「数字には出てこない手応え」があるなら、その価値を、言葉と構造に変えるところからご一緒できます。

「意味ある変化」を、見える形に残しませんか?

「ありがとう」「やってよかった」「少し前より楽になった」── それは、KPIには現れないけれど、確かに現場を動かしている手応えです。 KVIは、そうした“見えない成果”を言葉にし、 次の実装や共有に活かせる記録へと育てる考え方です。もし、あなたの現場にも「数字には出てこない手応え」があるなら、その価値を、言葉と構造に変えるところからご一緒できます。